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精神科

基本情報

基本情報外来診療医一覧担当医師紹介

当科では通常の精神科外来、専門外来としての睡眠外来、もの忘れ外来、および入院病棟でのリエゾン回診を行っています。
新患は必ず予約が必要です。また精神疾患、睡眠障害、認知症で他院に通院中の方で、当院に新患として受診される方は必ず紹介状が必要です。

・ストレス社会と言われる現在社会においては、家庭や職場・学校などでの人間関係や仕事の過重等が原因となり、統合失調症、うつ病、双極性障害(躁うつ病)、不眠症、不安障害(パニック障害、社会不安障害、強迫性障害、心的外傷後ストレス障害など)、不登校などの適応障害、身体表現性障害、転換性障害、解離性障害、発達障害など様々な精神疾患に罹患する方が数多くいらっしゃいます。精神科外来では、これらの多様な精神疾患を診断し、患者さんに寄り添った適切な治療(薬物療法、精神療法)を行います。医療においては、どの診療科においても医師-患者間の信頼関係が重要ですが、特に精神科治療においては、信頼関係の構築が必要不可欠です。このため、患者さんとの最初の出会いである新患の診察には十分に時間をかけて診療するよう心がけています。精神科外来の新患は月曜、金曜の午前中となります。

・令和3年4月より「睡眠外来」を開設しています。睡眠障害には不眠症、ナルコレプシーなどの過眠症、発達障害に伴う睡眠障害(起床困難、日中の眠気など)、不登校に伴う睡眠覚醒リズム障害(入眠困難、起床困難、睡眠相後退)、高齢者で多くみられるムズムズ脚症候群、レム睡眠行動障害、若年者に多い睡眠時遊行症(いわゆる夢遊病)、イビキや日中の眠気を認め有病率が非常に高い睡眠時無呼吸症候群などがあります。各疾患に応じて診断に必要な場合は睡眠ポリグラフ検査(PSG)を行い、薬物療法や持続陽圧呼吸療法(CPAP)等の適切な治療を行います。睡眠外来の新患は月曜、金曜の午前中となります。

・平成23年より「もの忘れ外来」を開設しています。高齢化社会となり認知症に罹患する人たちが益々増え、現在社会においては認知症や軽度認知障害(認知症の前段階)の診断や治療は不可欠となりました。認知症にはアルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症(もの忘れ、幻視、パーキンソン症状、レム睡眠行動障害)、脳血管型認知症、前頭側頭葉型認知症などがあります。当科では認知機能を中心とした心理検査や頭部MRI検査を用いて診断し、適切な治療を行います。もの忘れ外来の新患は木曜の午前中となります。

・また本人の受診が難しい場合でもご家族の方の相談受診も可能ですので、どうかお気軽に当科にお問い合わせください。

・金曜の午前、午後はリエゾン回診を行い、身体疾患で他診療科に入院中の患者さんの精神科診療を行っています。入院による環境変化や手術、身体疾患の増悪などがきっかけで、不眠、不穏、せん妄、抑うつ、不安などが容易に出現します。特に認知症の患者さんではそれらの精神症状が顕著です。一人一人の患者さんに寄り添い、入院前後の経過を十分に把握して診療にあたることを日々心がけています。

久留米大学医療センター

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