診療科・部門のご案内

消化器内科

消化器内科は消化管・肝胆膵と幅広い領域をみる分野です。現代においては2人に1人が癌になると言われ、2013年度は年間36万人以上が癌で亡くなっています。消化器系は悪性腫瘍の発生頻度が特に高い臓器を含み、2013年度の死亡数の全国統計では1位の肺癌以外は第5位までに胃・大腸・膵臓・肝臓と消化器疾患が占めています。また予後の悪い癌として膵臓癌や胆道系癌があります。癌の多くは無症状のうちに進行して生命を脅かすため定期的な検査が必要です。癌の早期発見は容易ではありませんが診断技術は確実に向上しています。そのような癌の予防、早期発見、治療のすべてを担うのが消化器内科です。

さらに当科では腫瘍性疾患だけでなく炎症性疾患にも力を入れています。近年炎症と発癌には密接な関係があることが明らかとなりました。癌の予防という側面から慢性胃炎や慢性肝炎、潰瘍性大腸炎などの炎症性疾患の治療と経過観察が特に重要になってきています。当科では様々な消化器症状を訴える患者さんが安心して受診できるように専門性の高い知識と診断技術を身につけるため日々努力し研鑽を積んでいます。質の高い診断技術と十分なインフォームドコンセント、さらには生活の質(QOL)を重視した治療を提案し理想的な医療の実現を目指しています。

胃・大腸など

胃の病気は1983年に発見されたピロリ菌により診断体系が大きく変わりました。当科ではピロリ菌対策に積極的に取り組み慢性胃炎、消化性潰瘍、胃癌を含む胃の腫瘍性疾患の診断と治療には特に力を入れています。従来のX線診断と最新の内視鏡機器による精密な内視鏡診断と治療を行っています。食道では癌だけでなく最近注目されている胃食道逆流症いわゆる逆流性食道炎の診断に特に気を配っています。また大腸疾患では大腸癌や腫瘍性ポリープに対する診断と内視鏡治療、潰瘍性大腸炎やクローン病など難治性の炎症性腸疾患にも最先端の診断と治療を取り入れています。

肝・胆・膵

肝臓では肝炎に対する最新の抗ウイルス療法、肝硬変、肝癌に対するきめ細かな経過観察と病期に対応した適切な治療を行っています。自己免疫性肝炎や原発性胆汁性肝硬変などの比較的稀な肝疾患の診断治療も同様です。また胆道系や膵臓の疾患も最近特に増加傾向にあり超音波検査、CT・MRIなどのX線検査、内視鏡検査・手技を駆使しながら各科と協力し最新の治療を提供しています。なお当施設での設備だけでは不十分な症例に対しては必要に応じて更に専門性の高い施設への紹介も行っています。

当日受診の胃カメラが可能です

消化器内科の検査には絶食が必要な事が多くあります。腹部症状で受診された方、又は検診目的の胃カメラ希望で受診された患者さんは絶食で来院して頂きますと可能な限り当日の胃カメラが可能です。

*当日の予約が多い場合には検査が出来ない場合がありますので、ご了承下さい。

【内視鏡検査について】
・当院では年間約2000件の内視鏡検査を行っています。
・2014年より新しい内視鏡システムEVIS LUCERA ELITE CV/CLV-290システムとscopeを導入しました。
・希望の方には鎮静下での検査、経鼻内視鏡検査を行っています。(鎮静を行った場合、当日は自動車等の運転は出来ませんので注意が必要です)
・大腸カメラはCO2送気での検査が出来るようになり、より苦痛の少ない検査が可能になりました。

主な内視鏡処置

・大腸ポリープに対する粘膜切除術(EMR)
・早期胃癌に対する粘膜下層剥離術(ESD)
・ERCP関連手技
膵癌・胆管癌・胆嚢癌等の術前精査
総胆管結石に対する砕石術
悪性胆管狭窄に対する胆管ステント挿入術
・悪性消化管閉塞に対するステント挿入術
十二指腸ステント、大腸ステント
・胃瘻 (PEG)造設

内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)
59歳 女性 心窩部痛で受診。早期胃癌を指摘された。
病理 Tubular adenocarcinoma [tub1,depth:pM,INFa,ly0,v0,pHM0,pVM0]

悪性消化管閉塞に対するステント挿入術
・悪性消化管閉塞に対する内視鏡を用いた金属ステント治療は、近年幅広く施行されるようになっています

目的
・(化学療法前の)通過障害解除目的
・閉塞性大腸癌に対する一期的手術 Bridge to surgery(BTS)目的
・緩和目的

使用するステント

十二指腸ステント
70歳男性
十二指腸癌による悪性消化管閉塞

大腸ステント
68歳 男性
大腸癌によるイレウス
イレウス管挿入もイレウス改善なく大腸ステント挿入

肝疾患に対する診療も幅広く行っております(日本肝臓学会認定肝臓専門医:緒方 啓,杉山 元)

・C型肝炎(次々に発売される新薬・・・・・適切な治療法は?)
・B型肝炎(若年での肝癌もあり!ある意味、C型肝炎より怖い)
・自己免疫性肝疾患 (自己免疫性肝炎、PBC)
・薬剤性肝障害
・急性肝炎
・非アルコール性脂肪性肝炎 (NASH)→21世紀型肝癌母地
・非代償性肝硬変(腹水コントロール、栄養療法)
・肝細胞癌 (ラジオ波焼灼療法)
※ 診療方針決定に専門性を求められる肝疾患は、是非当科にご相談ください。

例:ハーボニーを使いたいが、心疾患があり、腎機能も悪い。しかもCa拮抗薬がやめられずヴィキラックスも使用できない
→エレルサ・グラジナ(Ca拮抗薬・腎障害 OK)

消化器内科メンバー

外来診療医一覧

消化器内科
午前杉山 元
久賀 征一郎
緒方 啓
杉山 元
消化器内科担当医
藤田 博正
緒方 啓
久賀 征一郎
午後杉山 元
久賀 征一郎
緒方 啓
杉山 元
消化器内科担当医
藤田 博正
緒方 啓
久賀 征一郎

担当医師紹介

緒方 啓
(おがた けい)
講師
[消化器内科診療科長]
専門分野肝疾患、ウイルス性肝炎

久留米大学医学部内科学講座(消化器内科部門)

日本内科学会 認定内科医
日本消化器病学会 専門医
日本肝臓学会 専門医/指導医/西部会評議員

日本内科学会
日本消化器病学会
日本肝臓学会
日本消化器内視鏡学会
日本超音波医学会

杉山 元
(すぎやま げん)
講師
専門分野胆膵疾患

久留米大学医学部内科学講座(消化器内科部門)

日本消化器病学会 専門医/九州支部評議員 
日本消化器内視鏡学会 専門医/指導医/九州支部評議員
日本肝臓学会 専門医/指導医 
日本消化管学会 胃腸科認定医/専門医/指導医  
日本内科学会 認定内科医
日本胆道学会 認定指導医 

日本内科学会 
日本消化器病学会
日本消化器内視鏡学会
日本肝臓学会 
日本膵臓学会 
日本胆道学会 
日本超音波医学会 
日本消化管学会 

久賀 征一郎
(くが せいいちろう)
助教
専門分野消化器疾患全般

久留米大学医学部内科学講座(消化器部門)

藤田 博正
(ふじた ひろまさ)
久留米大学名誉教授
特命医師
専門分野消化器外科、食道外科、上部消化管外科

消化器内科

外科専門医 指導医
消化管外科専門医 指導医
食道外科専門医 食道科認定医

日本外科学会
日本消化器科学会
日本胸部外科学会
日本気管食道科学会
日本癌治療学会
日本臨床外科学会
日本食道学会
国際食道疾患会議

診療科・部門のご案内
診療部門
総合診療科
消化器内科
循環器内科
精神科
小児科
内分泌代謝内科
整形外科・関節外科センター
リハビリテーション科
リウマチ・膠原病センター
皮膚科
泌尿器科
足病変・皮膚潰瘍治療外来
眼科
放射線科
麻酔科
病理診断科
呼吸器内科
先進漢方治療センター
プライマリ・ケアセンター
もの忘れセンター
がんワクチンセンター
禁煙外来
看護部門
看護部
技術部門
画像センター
リハビリテーションセンター
栄養室
薬剤室
臨床検査室
臨床工学室
事務部門
医療安全・感染対策室
医療連携室
専門医・指導医
専門医・指導医について
診療受付時間
  • 久留米大学病院
  • 久留米大学
  • 久留米大学医学部医学科
  • 久留米大学医学部看護学科
  • 久留米大学病院治験センター
ページトップへ
© Copyright Kurume University Medical Center All right reserved.