診療科・部門のご案内

画像センター

画像センターでは、放射線や磁気を利用した検査を行っており、一般撮影検査、透視検査、骨塩定量検査、CT検査、MRI検査、心臓カテーテル・血管造影検査などの高度な画像診断と医療情報を提供しています。当センターでは、日々、進歩する画像診断や診断装置に対応すべく努力しており、患者さんにやさしい安全かつ安心な医療が提供できるよう努めています。検査の際には、妊娠およびその可能性のある方はお申し出ください。

地域医療機関の先生方へ

当院では、紹介による検査も行っておりますのでご活用ください。
※必ず、お電話でのご予約をお願い致します。

◎ CT検査・MRI検査

検査時間:平日 午前9時~午後3時まで(検査日については、ご予約の際にご相談下さい。)
放射線科担当医宛に診療情報提供書を提出してください。

検査終了後、読影レポートはご紹介病院へ郵送いたします。

※検査時の注意事項を以下からダウンロードすることも可能です。

CT検査時の注意事項

MRI検査時の注意事項

MRI対応植込み型不整脈治療デバイス装着患者のMRI検査依頼時の注意事項
 

◎ 骨塩定量検査

検査時間:平日 午後1時30分~午後3時30分まで
測定部位:腰椎
放射線科担当医宛に診療情報提供書を提出してください。検査結果は、ご紹介病院へ郵送いたします。

予約受付 放射線科受付
電話 0942-22-6541(直通)
受付時間 平日 午前9時~午後5時まで

一般撮影検査

X線を利用して、全身の病変や骨折などをみる検査です。検査の際には、診断の妨げとならないよう金属やプラスチック製の装飾品、湿布などは外していただきます。また、ボタンやファスナーの付いた衣類は検査着に更衣していただくようお願いしています。検査時間は検査内容によって異なりますが、通常5~15分程度です。なお、この検査に使用する放射線は極めて微量であり、人体への影響はありません。

透視検査

消化管検査では、食道、胃、十二指腸、小腸、大腸の病気を調べます。造影剤(バリウム)を胃や腸の壁に付着させ、空気を入れて膨らませた胃や腸の粘膜の状態を観察して撮影します。食べ物や便が残っていると診断に影響することがありますので、診療科で説明を受けた食事制限や前処置を遵守していただくようお願いします。検査時間は検査内容によって異なりますが、通常20~30分程度です。
その他に透視検査では、内視鏡を併用した逆行性膵胆管造影検査、経皮的胆管ドレナージ、また、排尿時膀胱造影検査、尿道膀胱造影検査などの泌尿器科系検査、関節腔造影検査などの整形外科系検査も行っています。

骨塩定量検査(DEXA法)

腰椎、股関節、前腕骨などに微量のX線を照射して骨密度(骨の中にあるミネラル成分の量)を調べる検査です。 ミネラル成分が不足してくる骨粗しょう症は、中高年以上の女性に多く発症し、病気が進行すると骨折しやすくなります。特に、高齢者では骨折がもとで寝たきりになってしまうケースもみられます。骨塩定量検査は、骨粗しょう症の早期発見、治療効果の判定に利用されています。検査時間は検査部位によって異なりますが、通常5~15分程度です。

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CT検査

CTとはComputed Tomography(コンピュータ断層撮影)の略で、X線とコンピュータを利用して体の断層像(輪切りの画像)を得る検査です。一般撮影検査と比べ非常に多くの生体情報が得られます。造影剤(ヨード製剤)という薬剤を使用した造影検査では、臓器の病変や血管などを詳しく描写することができます。当院では、狭心症の診断に冠動脈(心臓の血管)撮影を行っています。なお、検査時間は検査内容によって異なりますが、通常10~20分程度です。
造影剤を使用する場合には検査前に絶食が必要となりますが、水分の補給は多量でなければ問題ありません。常用薬は特に指示がない場合は通常通り飲んでいただいて結構です。また、心臓ペースメーカーや徐細動器を使用されている方や、過去に造影剤でアレルギーがあった方は事前にお申し出ください。

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MRI検査

MRIとはMagnetic Resonance Imaging(磁気共鳴画像)の略で、強い磁石と電波を利用して体の断層像(輪切りの画像)を得る検査です。体の様々な断面が自由に得られ、体の構造や性状を的確に知ることができます。この検査では、放射線を使わないため放射線被ばくの心配はありませんが、磁場の中に入るため、次のような方は検査ができない場合がありますので事前にお申し出ください。

◎ 心臓ペースメーカーや除細動器を使用されている方
◎ 体内に金属が埋め込まれている方
◎ 以前に手術を受けたことがある方
◎ 妊娠およびその可能性がある方
◎ 閉所恐怖症など狭いところが苦手な方

検査時間は検査内容によって異なりますが、通常20~30分程度です。また、検査によっては造影剤(ガドリニウム・鉄 製剤)という薬剤を使用する場合や絶食が必要な場合があります。

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心臓カテーテル・血管造影検査

形態を観察する検査です。カテーテル(専用の細い管)を動脈や静脈に挿入し、その先端から造影剤を注入して血行動態や形態を観察する検査です。
検査だけでなく、狭くなった冠動脈(心臓の血管)や四肢の血管を専用のバルーン(風船)やステント(金属の管)を用いて広げる治療を行ったり、不整脈の治療としてペースメーカー植え込み術などを行ったりしています。

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